コラム
自然災害
2020.08.28
台風が来る前に要チェック!火災保険
気象庁が秋の3か月予報を発表しましたが、9月は全国的に残暑が厳しく、10月も気温が高い傾向が続くそうです。
8月も終わりに近づき、これから台風の季節が到来しますね。
近年は台風の勢力が非常に強いものが多く、全国的にとても大きな爪痕を残しております。
台風での被害があった場合の備えとして『火災保険』がありますが、皆様は内容をご存知でしょうか?
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台風で被害があった場合に使える火災保険の補償項目では『風災』、『水災』、『落雷』があります。※『台風』という補償項目はありません。
『風災』では突風等による『瓦(屋根)が飛んだ』、『軒天やひさしが破損した』、『カーポートのフィルムがはがれた』、『庭に置いてある物置が倒れた』、『隣家から瓦が飛んできて窓ガラスが割れた』場合などで使用が出来ます。
『水災』では『洪水で被害をうけた(※)』、『土砂崩れで被害をうけた(※)』場合などで使用することが出来ます。※ともに床上浸水が条件。
『落雷』では『雷で屋根に穴が開いた』、『雷で家電製品が壊れた(※)』場合などで使用できます。※家財道具の保険がついていた場合。
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最近の火災保険では様々なプランを組み立てることができるので『水災』の心配が全く無い立地であれば、外すと保険料がかなり安くなります。
新築を建てられた際に初めて火災保険に加入される方が多いのですが、『家づくり』が中心になるので保険の内容を全く覚えていない方も多くいらっしゃいます。
『内容を覚えていない』と、そもそも『請求しよう!』という発想がでてきません。これは請求漏れの要因になります。
火災保険は意外と使える保険なのです。台風が到来する季節の前に一度確認をしておいてくださいね。
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上記は一般的な火災保険についての補償内容です。
個別具体的な補償内容につきましてはご加入中の保険証券や約款をご確認ください。
ご相談いただければ内容を分かり易く解説することもできますのでお気軽にご相談ください。
永井教盟
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