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コラム

お金に関して

2020.12.18

お年玉で金銭教育!

 

『もういくつ寝ると、お正月~(; ・`д・´)』という時期になってきましたね。

 

お年玉は『年長者から子供たちの成長や幸せを願う気持ちを込めて渡すもの』として定着してきましたが、子供が一度に手にするには大きな金額ですから、使い方や貯め方について考えるいい機会にもなります。

 

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世間のお年玉の相場は?

 

小学生未満  : 1,000円以下

 

小学校低学年 : 1,000円~3,000円

 

小学校高学年 : 3,000円~5,000円

 

中学生    : 5,000円~10,000円(3,000円~5,000円も多数)

 

高校生以上  : 5,000円~10,000円

 

貰う立場では一切考えた事はありませんでしたが、あげる側の立場になるとお年玉のイメージが変わってきますね(;^_^A さらに人数が増えれば増えるほど。。。

 

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子供にお金を持たせる目的

 

お年玉に限らずお小遣いをあげるときも一緒なのですが、子供にお金を持たせる目的は『子供に欲しいものを買わせること』ではありません。

 

『子供が自分自身で計画的に使う力を身に着ける事』です! 

 

『使える喜び』は確かにうれしいものですが、すぐ使い切ってしまうよりも『貯める事で大きなものが買える』という計画性を育むこともとても大切なことです。これは大人になったときにその習慣性が如実に表れてきます。

 

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計画の立て方

 

初めから子供一人で計画を立てることは難しいので親子で相談しながら計画を立てていきましょう。

 

まずはお金を使う時期ごとに『短期』『中期』『長期』に分けて分類していきます。

 

『短期』は日常の買い物や月々のお小遣いの補填として『すぐに使っても良いお金』。

 

『中期』は金額の張る欲しいもののために『貯めてから使うお金』。

 

『長期』は将来のために『親に預けるお金』。

 

この様に分類して親子で話し合って金額を決めてみてください。

 

その後、実際に計画を実行していくのですが、計画後はなるべく干渉しないようにしてください。干渉しすぎると計画を立てた意味が無くなってしまいます。

 

その後、『計画通りにいかず、使い切ってしまって後悔する』というのもいい経験になるのです。

 

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『パパ銀行』で資産が増える喜びを!

 

また、『中期』で貯めるときに金利をつけてあげるのもいい経験になります。

 

例えば『パパ銀行』に預けると『毎月○○円の金利がつくよ!』というように少しサポートしてあげてみてください。

 

貯める喜びと増える喜びを経験させてあげることが出来ます。

 

ちなみに我が家の『パパ銀行』では月末残高に10%の金利が付きます(^^) ※子供専用口座のため新規の口座開設はお引き受けしておりません<(_ _)>

 

そして『パパ銀行』で預け受けるときには簡単なもので良いので書類を作成してサインしてもらうようにするとちょっと大人の雰囲気を感じさせられることもできます(*^^)v

 

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お金は『ありがとう』と交換するもの

 

お金を『与えるとき』、『受け取るとき』は必ず『ありがとう』を伝えあってください。理由はなんでも構いません。

 

家でそうしているとお店で買い物をするときにも自然と『ありがとう!』と言い合えるようになって来ます。

 

するとお金に対して『良いイメージ』を持たせられるようになってきます。

 

お金は『ありがとう』と交換するもの!このイメージです(^^) 

 

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アメリカ人のベンチマーク

 

ここからは少し大人向けの話。

 

アメリカ人が『お金のリテラシー(知識)教育』を受ける場合、次のようなアドバイスが一般的に行われます。

 

『まず30歳になるまでに大学を出た直後の初任給(年間)と同じ金額を貯金しなさい』と言われます。日本の給与水準に換算すると250万程度になります。

 

『35歳では現在の給与の2倍の金額(年間)を貯金しなさい。』と言われます。日本の35歳はだいたい409万円もらっているので目標額は818万円になります。

 

『40歳では現在の給与の3倍の金額(年間)を貯金しなさい。』と言われます。日本の40歳はだいたい487万円もらっているので目標額は1461万円になります。

 

『45歳では現在の給与の4倍の金額(年間)を貯金しなさい。』と言われます。日本の45歳はだいたい506万円もらっているので目標額は2024万円になります。

 

このような考え方をする理由はなにかベンチマークになるものがあった方が(自分はどのくらい皆から劣後している?)という事が測りやすいからだと思います。

 

もちろん個人差がありますし、この貯金額はなかなか厳しい数字ですよね。。。((+_+)) 

 

ただ、『こういう指標をもって貯金する』のと『目標もなく余った分だけ貯金しよう』という考え方ではどちらが貯金できるかは明白ではないでしょうか。

 

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『知るは財産 知らぬは負債』 

 

            永井教盟

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