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コラム

保険

2021.04.23

自動車保険の落とし穴

 

今回は自動車保険でよく誤認されがちなポイントをお伝えします。

 

車屋さんや保険代理店で説明を受けながら加入される場合は大丈夫かもしれませんが、ネットで自動車保険に加入される場合には、ご自身でこういった注意点も把握しておかなければなりません。

 

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車で自宅に突っ込んだ

 ⇒対物賠償は使えない!

 

自宅は毎日帰る場所でもありますので比較的リスクも高いのですが、残念ながら『対物賠償責任保険』は使えません。

 

『対物賠償責任保険』はあくまでも『他人の財物を壊してしまった場合に使えるもの』です。

 

損害に対して賠償する責任のない人(=自分)の財物は補償できないことになっていますので注意が必要です。

 

ちなみに、自宅は火災保険で『衝突』という補償がついていれば火災保険で補償されます。

 

自動車の駐車スペースが自宅に突っ込みそうな位置関係にある場合には火災保険をしっかりとチェックしておいてください。

 

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賠償する責任のない人って誰?

 

賠償する責任のない人は自分以外にもあり、配偶者、親、子供が当てはまります。※兄弟姉妹には賠償責任が発生します。

 

実は、お察しの通り『対人賠償責任保険』も同様に『配偶者、親、子供』をひいてしまった場合には使う事が出来ません。※条件がありますが自賠責保険は使えます。

 

とても痛ましい事故ですよね。。。

 

ご家族には対物、対人ともに自動車保険が使えませんので、ご自宅周辺は特に気を付けて運転をするようにしてください。

 

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高額対物賠償事例

 

近年では『対物賠償責任保険』もほとんどの方が無制限でご加入されていらっしゃると思います。

 

ごく稀に対物1000万円ほどでご契約されている方もいるのですが、これはやはり無制限でご加入をしておいてください。

 

多くの自動車が絡む多重事故になった場合にはとても高額になるケースが多いですし、思わぬ場所に超高級車が(◎_◎;)ということもあります。

 

よく高額事例で出てくるものでは『踏切事故』があります。電車自体の損害も高額になりますし、派生する損害も多額になるケースがあります。

 

また、高速道路を走行する時には周辺の自動車をよく見てみてください。

 

精密機器を運搬しているトラック、高級車を積載したトレーラーなど高額な車両がたくさん走っています。

 

その中でも特に高額になる自動車、それは『競走馬を運ぶトラック』(; ・`д・´)!です。 

 

競走馬の名前が書いてあったりするのでメジャーな競走馬だと近づきたくなる気持ちはわかるのですが衝突したら軽く億を超えるようなこともありますのでなるべく近づかないようにしてください。。。※馬運車に記載された馬名と運搬中の馬は一致しないようです(-ω-)/

 

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自動車事故の初期対応

 

自動車保険に加入して、安心して運転していても実際に事故を起こしてしまった場合、気が動転してしまいますよね。。。

 

少しでも冷静に対応ができるように事故の初期対応のイメージをしておくと良いかもしれません。そんなに難しいことではありませんよ。

 

①まず一番最初に行うのは『けが人の救護』。救急車が必要な場合はすぐに手配を!

 

②次に『路上の危険防止』。車を邪魔にならない場所に移動させる。

 

③『警察への通報』。公道では警察への報告義務あり。

 

④『事故状況の確認』。お互いの状況を確かめ合い、連絡先の交換も行う。

 

⑤『保険会社(保険代理店)へ連絡する』。

 

保険会社へ連絡した後は保険会社が段取りを組んで示談交渉をやってくれるのでここまでで、ひと段落。

 

事故対応は『謝ったら負け』ではありませんので人身事故を起こしてしまった場合には相手への謝罪はしっかりと行ってください。

 

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交通事故でトラブルに発展してしまうことは少なからずあります。

 

時間が経つと余計にこじれてしまうことがありますので、何かお困りのことがありましたらお早めにご相談下さい。

 

    永井教盟 

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