コラム
家計に関して
2021.10.08
大学にかかる費用
今年も受験シーズンが始まりますね。受験生はもちろんの事、親も気が気ではないかもしれませんね(;^_^A
晴れて合格した後は今度は親が頑張る番となりお金を支払うことになるのですが、その費用は数百万円を超える支払いになることが一般的です。
計画的に準備しておかなければ、急に工面することは難しい金額となります。
平均的な大学生活ではいくらぐらいかかっているのか確認してみましょう。
大学の教育費総額
1年目にかかる学費
学生生活1年間の生活費
※学費含む
下宿した場合の親からの仕送り額は平均ひと月あたり約8万円。4年間で総額384万円。
『車買ってあげるから自宅から通えるところにしてくれんか?(・_・;)』というのは昔から良くある話です。
教育資金積立について
①生まれてすぐに積み立て開始する。
②出来る限り4年分(医学部は6年分)の学費を貯める。
③子供の人数に応じて積立金を考える。
④資産運用をする場合でもリスクを取り過ぎない運用を行う。
子供の大学費用は18歳までに貯めなければいけません。
このように『期限が決まっている目的』のために資産運用を活用する際は、期限の直前に暴落してしまい必要な資金が未達にならないよう、リスクを取り過ぎないことが肝要です。
教育資金の積み立て方法
銀行の定期積金、学資保険、投資信託(ジュニアNISA含む)など様々な積立方法がありますが、その家々に合った積立方法を行う必要がありますので、お気軽にご相談ください。
教育資金が不足したら
〇子供が奨学金を借りる
・親の収入が一定額以下である必要がある。
・子供が社会に出ていくときに借金を背負って出ていくことになる。
〇親が教育ローンを借りる
・親の収入が一定額以上である必要がある。
・親が老後生活資金を貯めないといけない時期に返済をすることになる。
学生のうち51.5%の方が奨学金を借りています。
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お子さんが多いご家庭は、あまり子供の教育資金を聖域化しすぎるとご自身の老後生活に支障をきたす場合もあるので特に注意が必要です。
また、あるデータでは奨学金を借りている子の方が熱心に大学に通うようです。
私は子供が小学生なのでもう少し先の話ですが、奨学金はとても金利が安いので子供が大学行きたいとなったら奨学金を借りさせ、卒業したら返済してあげるようにしようかなと思案しています(-ω-)/
永井教盟
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