コラム
世界情勢
2021.11.05
GAFAM+T 勢力図に変化あり!
GAFAMとは、言わずと知れたアメリカの超メジャー企業の頭文字をとったものですが、その勢力図に変化が起こっています。
G(グーグル)、A(アップル)、F(フェイスブック)、A(アマゾン)、M(マイクロソフト)に新たな仲間入りしそうなのが、T(テスラ)です。
つい先日、時価総額が1兆ドル(約114兆円)を超え、フェイスブック(社名をMetaに変更)を超えました。
また時価総額世界一位の座もマイクロソフトがアップルより奪還!
2020年半ば辺りにはアップルが2.3兆ドルほどまで時価総額があがり世界1位を盤石なものにしたかと思えば、つい先日、マイクロソフトがアップルの時価総額を上回り、現在はともに2.5兆ドルほどで推移しています。
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テスラは2003年に創業され、現在世界で最も売れている電気自動車メーカーでもあります。
トヨタの時価総額は現在33兆円(日本1位)なので時価総額はその3倍以上。
2020年の夏ごろに『自動車メーカーでトヨタの時価総額を抜いた!』というニュースがあったばかりなのでその伸び率には本当に驚かされます。
2020年の世界販売台数は約50万台。※ちなみにトヨタの世界販売台数は約870万台なんですが(;^_^A
テスラの目的は『電気自動車や太陽光発電によって得られる持続可能な輸送とエネルギーへの移行を促進することにある』と言います。
電池式エネルギー貯蔵システムの世界最大級のサプライヤーでもあるので、この状況を鑑みると旧来の自動車メーカーとは一線を画した会社でもあります。
ちなみにテスラの自動車はネットで注文できますので、ホームページを見てみるとちょっと面白いかもしれません。
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現在のCEOであるイーロン・マスク(50歳)は世界第3位の大富豪。
イーロン自身の発言の影響力はすさまじく昨年のビットコイン急騰にも影響を与えました。
イーロンはその他の事業としても太陽光パネルなど、いくつも手掛けているのですが宇宙事業もその一つです。
これも昨年の夏頃でしたが『スペースX』という会社でロケットを打ち上げ、無事宇宙ステーションにドッキングすることに成功しました。
凄いのはそのあとのロケットの帰還です。逆噴射を上手く使い、垂直で戻ってくるのです(◎_◎;)
youtube等でも動画がありますのでご興味がある方は是非ご覧ください!『スペースX 着陸』で検索すると出てきます。
失敗の動画も沢山でてくるのですが、技術の進歩もこういった失敗の積み重ねで進んでいくのだということを感じられるものでした。
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私もそうですが、イーロンの話を聞いたりすると自然とワクワクしてきます。なにか面白いことをやってくれそう!というか。
『スティーブ・ジョブス』がiphone等でイノベーションを起こしたような期待感を抱かせてくれる人物として、イーロンの動向には世界中の人が注目をしているのです。
そのうち日本でもテスラ車がもっと増えてくるのかもしれませんね(*^^)v
永井教盟
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